2023/05/19
ストレスとお腹の痛み
春から進学や就職などで新生活が始まり、人間関係や仕事のストレスを抱えてる方も多くいらっしゃいます。
そんな時、腹痛や下痢、便秘などが長期間続くことがあります。
腸に異常がないのに、これらの症状が続く病気を「過敏性腸症候群(IBS)」といいます。
日本人のおよそ10〜20%がこの病気であるといわれており、女性の方が多く発症しています。
【主な症状】
過敏性腸症候群は主にストレスが原因で起こる病気です。
腸の働きは自律神経と密接な関わりがあり、ストレスを受けることにより腸の働きが乱れ
腹痛や便通異常、腹部の不快感などの症状が長く続きます。
お腹の症状以外にも、吐き気や食欲不振、めまい、頭痛、疲労感、不眠や不安感などの症状がでることもあります。
【治療方法】
主にストレスが原因のため生活習慣の改善を行うことが重要です。
・食事は三食規則的にとり、暴飲暴食を避ける
・食物繊維を多く含む野菜や果物を多くとる
・刺激の強い食べ物、脂質を多く含む食べ物、コーヒー、アルコールを控える
・適度な運動を継続して行う
・睡眠、休養を十分にとり、ストレスを溜めないよう自分に合ったリラクセーション法を実践する
生活習慣を改善しても良くならない場合は、薬による治療を行います。
お腹の症状の他に、便に血が混じる、貧血、発熱、体重が減るなどの症状を伴っている場合には
潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸がんの可能性もあります。
当院では大腸内視鏡検査で詳しい原因を調べることができます。
気になる症状がありましたら、早めに受診しましょう。