上部(食道・胃・十二指腸)消化管内視鏡(経鼻・経口)、および下部(大腸)
消化管内視鏡、腹部超音波検査、X線検査などの検査を通し、消化器がんの早期
発見に努めます。
細径のファイバーで鼻孔を通す苦痛の少ない経鼻内視鏡検査も選択できます。
日ごろ、お腹に不快な症状はありませんか?
病院へ行くべき重大な症状を見逃してはいけません。そんな「注意が必要な症状」とは、どのようなものでしょうか。
【注意が必要な症状】
まず、便秘と下痢を交互に繰り返したり、便秘か下痢が2週間以上も続いたり、血便や黒い便、強い腹痛があったら、医師に相談しなくてはいけません。また、排便の後も、便が残っている感じがする、お腹の張りがあるなども、状態にもよりますが、無理は禁物です。
たかが便秘と思って安易に市販の下剤で対処していたら、腸の働きがどんどん落ちて、重症の便秘になってしまうかもしれません。
比較的軽度の急性腸炎などで、一時的なものならまだ安心できますが、ある程度持続するようであれば、大腸ガンなどの危険な腸の病気が潜んでいることもあります。また、炎症性腸疾患なども考えられます。ストレスを強く受けた時には、過敏性腸症候群による症状かもしれません。
【診断】
器質性便秘と症候性便秘の鑑別が重要となります
1 問診
生活習慣を含め、排便の状態をお聞きします。
2 触診
お腹の張り具合などを調べます。
3 上記便秘の種類にあわせた検査を行います。
●器質性の場合…スクリーニング検査(便潜血検査も含め)
●器質性の場合…下部消化管内視鏡検査(大腸内視鏡検査)
●症候性の場合…原因となる疾患の検索(血液検査など)
【治療】
器質性便秘・症候性便秘の場合は専門病院を紹介いたします。習慣性便秘の場合は当院で日常生活習慣改善指導を行います。必要に応じて下剤を適宜使用します。
●肛門から出血する
●排便時に痛みがある
●肛門のまわりがかゆい
●おしりにできものがある
上記のような症状がある方は、早目の受診をおすすめいたします。てらしま外科・内科クリニックへお気軽にご相談ください。
男女を問わず「ぢ」の中でもっとも多いタイプで、痔(ぢ)疾患の約半数を占めます。
痔核の場所によって内痔核と外痔核に分類されます。症状は、排便のあとの出血や残便感、痛みや違和感、脱出(肛門からイボのようなものが出てくる)など多様です。
生活習慣を改善することから始めます。
程度によりⅠ度からⅣ度まで分類されます。
Ⅰ度:痔核の脱出や痛みはなく排便時の出血のみ
Ⅱ度:排便時に脱出するが自然に戻る
Ⅲ度:脱出し、指で押し込まないと戻らない
Ⅳ度:指で押し込んでも戻らず、出たままの状態となる
治療:痔核による症状は、排便のコントロールや生活習慣の改善で治まることが多いため、保存的な治療で良い場合が多いです。保存的治療を行っても日常生活に支障のある症状が続く場合に手術を考えます。
外痔核は肛門付近の皮膚にできたイボ痔(ぢ)です。急に腫れる外痔核の代表は血栓性外痔核です。便秘や下痢、飲酒などをきっかけに急激に肛門縁付近の血流が悪くなり、血管の中で固まり血栓となってしまった状態です。
治療:基本的には保存的治療で対応します。
保存的治療とは…食生活や排便習慣などのライフスタイルを改善して痔の症状を悪化させないようにする、生活療法が中心です。補助的に薬物療法も行います。
男性に多い痔です。肛門の感染症といえる病気です。直腸と肛門の境目の歯状線にある小さなくぼみ(肛門陰窩)から、便の中の細菌が侵入して直腸肛門周囲に感染が生じ、膿がたまった状態を直腸肛門周囲膿瘍といいます。その後、肛門と肛門周囲の皮膚との間にトンネルができ、膿が排出されますと熱発、痛み、腫れなどの症状は軽快しますが、膿のトンネルが残った状態が痔瘻です。肛門周囲膿瘍の人がすべて痔瘻に移行するわけではありませんが、半数以上の人が痔瘻になるといわれています。
●治療
肛門周囲膿瘍の状態では切開して膿を出すことが必要です。ごく初期の状態では抗生物質の内服で治癒することもあります。また、痔ろうに移行した場合は、他の痔と違って排便習慣の改善や薬を使っての保存的な治療法では効果がなく、手術治療が必要な場合がほとんどです。入院・手術が必要になりますので専門病院を紹介いたします。
比較的若い年齢の方に多く、特に女性がなりやすい痔です。便秘で硬い便や、勢いよく出る下痢などにより肛門の皮膚が切れた状態です。症状は痛みと出血で、慢性化すると潰瘍になり肛門が狭くなります。場合によっては手術療法が必要となります。
治療:生活習慣の改善と薬による保存的な治療が中心です。
●鼠径(そけい)ヘルニア
●けが
「鼠径(そけい)」とは、太もももしくは、足の付け根の部分のことをいい、「ヘルニア」とは、体の組織が正しい位置からはみ出した状態をいいます。
「鼠径ヘルニア」とは、本来ならお腹の中にあるはずの腹膜や腸の一部が、多くの場合、鼠径部の筋膜の間から皮膚の下に出てくる下腹部の病気です。一般の方には「脱腸」と呼ばれている病気です。下腹部が膨らむ、飛び出したり引っ込む、痛みをともなうなどの症状が認められた場合、鼠径ヘルニア(脱腸)の可能性があります。このような状態があるようでしたらご相談ください。
外来で最も多い症状が発熱だと言われています。原因は感染症・アレルギー性疾患・悪性腫瘍・うつ熱(日射病・熱射病)などがあります。まずご自身の平熱を把握し、発熱時には熱の出方を観察しコントロールすることが大切です。微熱が続く場合には、重大な疾患が隠れている可能性もあります。また発熱以外の症状がある場合には、早めに受診してください。
かぜは、鼻からのどにかけての上気道といわれる呼吸器の感染症で、原因の大半がウイルスです。症状はくしゃみ・鼻水・鼻づまり・のどの痛み・咳・痰などが見られ、発熱・頭痛・全身倦怠感を伴うこともあります。これらを「かぜ症候群」とまとめて呼んでいます。また、かぜだと思っていても症状が1週間以上も続くときには結核などの病気を考える必要もあります。気になる症状がある方は早めに受診してください。
腹痛は、日常生活の中でよくみられる症状です。自然に治るものから、緊急手術を必要とするような"急性腹症"と呼ばれるものまで様々な病気が原因となります。胃腸や肝臓などの内臓疾患以外でも、心臓、肺、腎臓、卵巣・子宮などの臓器の病気でもおこることがあります。
便秘とは、排泄の回数が少ないこと、また、排泄物がお腹の中に滞っていることです。しかし、毎日、便通があったとしても、苦痛、残便感があると便秘といえます。その逆に、毎日、便通がないとしても、苦痛と感じなければ便秘とはいえません。便秘には様々な種類があり、それぞでに対応する必要があります。
便の水分が異常に増え、液状またはそれに近い状態を「下痢便」、通常より少し軟らかい状態を「軟便」といいます。下痢便や軟便を繰り返し、腹部不快感や腹痛を伴う状態を「下痢もしくは下痢症」といいます。原因と症状によって対処法が違ってきます。数日経過しても改善が認められない場合は大腸がん、潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患によるもの、慢性膵炎などの疾患の可能性も考えられます。その際は早目の受診をおすすめします。
吐き気・嘔吐の原因は、軽い食中毒や胃潰瘍、めまいなどの軽度のものから、くも膜下出血などの命に関わる病気まで様々です。頭痛やめまい、腹痛など、他の症状を伴うので、また、どの病気の可能性が低いかなどの順番を決めて診察を進めていきます。
胸焼けとは胃酸が逆流して、食道や喉まで戻ってきている時に起こる症状のことを言います。胸焼けは健康的な人でも起こりますが、あまりに症状が酷い場合や慢性的に続くようであれば、何かの病気のサインとして現れている可能性もあるので注意しましょう。
当クリニックは各種保険診療が中心ですが、自由診療として『ニンニク(ビタミン)注射』『プラセンタ注射』を実施しています。
以下のような方におすすめです。
【ニンニク(ビタミン)注射】
●疲労の蓄積している方
●肩こりや腰痛のある方
●風邪を引きやすい方
●お酒を飲む機会の多い方
●タバコをよく吸う方
【プラセンタ注射】
●疲れの取れない方
●肌荒れの気になる方
●お酒を飲む機会の多い方
●アンチエイジング
処置時間は5分程度となります。
平日(月・火・木・金)のみ18:00受付終了となります。