2023/06/16
夏は食中毒にご注意を
夏は暑くなり食品が腐りやすくなるため、食中毒のリスクが高まります。食中毒のほとんどは食べ物が原因です。食事後には腹痛や下痢、嘔吐、発熱などの症状が現れ、数日から1~2週間程続くことがあります。
食中毒を予防するためには、以下の対策が重要です。
1.食品の保管と調理
調理前や生の食品を扱う際は、手や調理器具をしっかり洗いましょう。
食品は購入後できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。食材ごとに密閉容器に入れたり、ラップをかけるなど、分けて保管することで細菌の付着を防ぐことができます。
また、ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。調理の際は食材の中心まで十分に加熱しましょう。
2.外食やイベント時の注意
夏は外食やイベントでの食事が増える季節です。飲食店や屋台の衛生状態が万全でない場合、食中毒のリスクが高まります。注意深く選んで、衛生管理の行き届いた場所で食事をしましょう。
3.飲料水の衛生
夏は水分補給が重要ですが、水道水やボトル入り飲料の衛生状態にも気を配る必要があります。安全な水源を使い、清潔なボトル入り飲料を選びましょう。
これらの対策を守ることで、食中毒を予防し、夏でも安心して食事を楽しむことができます。
もし体調に不安がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
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診療内容:消化器内科・外科・肛門外科・内科